高齢者体験でのGIS活用の考察

 ある福祉関連団体の企画の「高齢者体験キットを付けて、近くのスーパーに歩いて買い物に行く」という体験実験に参加しました。

詳細なレポートは、主催者側からあると思いますが、体験してみての感想として

 ・脚の動きが悪いと自然と猫背・腰が曲がる。すると、視点がどうしても下方に行く。横断歩道には気が付くが、信号機や左右の車に気づきづらい。下方や歩道そのものにサインが必要
 ・いつも気にならない段差や傾斜が、行く手を阻む。車椅子では、障害物競争か?!と疑うほど、傾斜や段差が多かった。 

 ・信号は、次に青になるまで待つ。そうしないと渡れる気がしない。

 ・信号の無い横断歩道では、車の方が譲ってくれないと、横断する一歩がどうしても出ない。

 ・帰りは、約2キロくらいの買い物袋(ビニール袋)を手にして帰って来たが、指がちぎれそうに痛い。片方の手に杖を持っていたため、安易に持ち替えられない。 

 ・足腰が不自由な場合は、杖は本当にラクだが、下水溝のフタや穴に、杖がよくハマってしまう。 

 ・公園等のベンチは嬉しいが、高さが低すぎて、一度座ると立つのが辛い。だから、座るのも躊躇する。 等です。

 1キロ先のスーパーに行くのに、40分以上もかかってしまった。 明日も買い物に行こう!という気は起きない。 こうやって、高齢者は、だんだん外に出るのが億劫になるのかもしれない。

  みなさん、横断歩道で高齢者が道路を渡りたいようなら、一時停止して、譲ってあげましょう!

  URA-CIMAとしては、高齢者向けお散歩マップとか、健康スタンプラリーとかで、協力できるかもしれない。